東京 日本政府がクウェート首長の訪日を歓迎

日本政府は火曜日、来月訪日が決定しているクウェート国首長シェイク・サバーハ・アルアハマド・アルジャービル・アルサバーハ閣下に歓迎の意を表した。

外務省は、首長が3月20日より4日間の日程で訪日し、首長歓迎晩餐会を主催する天皇陛下と野田佳彦首相に面会する旨発表した。「日本政府は、クウェートと日本の友好関係を促進するであろう首長閣下の訪日を心より歓迎する。」との声明を出した。

首長による訪日は1995年以降初となる。サバーハ首長は2007年7月に首相として、1964年4月、1968年10月、1971年10月、1984年5月、1998年10月の計5回、外務大臣として来日している。

クウェートと日本の関係は、固い結束、相互理解と共通利権を基本としたあらゆる側面で関係を促進しており、外交関係のロールモデルとされている。

昨年3月に起こったマグニチュード9の地震と津波は東北地方で2万人近くの犠牲者と行方不明者を出し、クウェートは首長の意向で500万バレルの原油を無償提供した。提供された原油は原価にすると5億USドル(約420億円)に値し、大震災復興支援で国として寄付された額で最大となる。