2013年4月11日(東京)
アルオタイビ大使、イスラミックセンタージャパンに寄附金を贈呈:オマル代表代行、クウェートの支援を称賛
アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は、イスラミックセンタージャパンの代表代行ムーサ・ムハンマド・オマル博士に対して、寄附金を贈呈した。これは、同センターの古くなった建物の建て替えのためにと、クウェート国ワクフ(イスラーム社会の公益財産のこと)・イスラーム事情省から同センターに寄贈されたもので、その額は、1223万5千円。
アルオタイビ大使は、導きと教育を通じて、日本社会にイスラームを紹介するというイスラミックセンタージャパンの使命とその活動を賞賛した。大使は、設立以来同センターが果たしてきた役割とその成果につき、同センターのおかげで数千もの日本人がイスラームに改宗したと称えた。
大使はまた、オマル博士とともに、日本におけるイスラームの現状を概観し、イスラーム施設が必要とする措置や、諸施設の抱える問題につき調査した。両者はまた、クウェート国と同センターの今後の協力のあり方についても協議した。
アルオタイビ大使は、日本国内及び世界中のイスラーム施設の支援のために、クウェート国政府はあらゆる必要な援助を提供する用意があると強調した。
ムーサ・オマル博士は、同センターの建物の建て替えのために提供されたクウェート国の寛大な援助に深い感謝の意を表し、新たな建物は同センターの活動をより促進するだろうとこれを称賛した。
オマル博士はまた、クウェート国政府とその国民の取り組みと援助を、同センターが1970年代に宗教法人として設立されてから、初めてのことと称賛した。同センターの設立には、当時クウェートやアラブ諸国から日本に来た多くの留学生の尽力があった。