2014年10月7日(東京)
アルサビーフ開発計画大臣、日本の経済界に対し、国土開発計画の説明を行う

訪日中のヒンド・アルサビーフ開発経済担当国務大臣兼社会問題・労働大臣は7日、クウェート開発計画における協力体制について、日本の経済界のリーダー達と意見交換を行った。

経団連が主催したセミナーは「来るクウェートの第2次中期国家開発計画について」と題され、ここでサビーフ大臣は、クウェート国家指導層が、ビジネス環境の向上に意欲を示していることを強調し、今年策定された意欲的な国家開発計画に沿った、外国からの直接投資を呼び掛けた。

「この開発計画の目的は、経済成長とその多様化において投資が果たす役割を強化すること、さらに民間セクターを刺激してより大きな役割を担ってもらうことにあります。特にクウェート経済にポジティブな流れを生み出す投資は大歓迎です」と、大臣はセミナーの席上述べた。

この5か年計画は、シェイク・サバーハ・アルアハマド・アルジャーベル・アルサバーハ首長殿下の、クウェートを金融・商業の拠点に転換したいとの意思に沿うもの、とサビーフ大臣は説明した。

このセミナーには、木村康JXホールディングス代表取締役会長兼JX日鉱日石エネルギー株式会社代表取締役会長(経団連副会長兼中東・北アフリカ地域委員長)、石飛修住友化学代表取締役会長・CEO(経団連中東・北アフリカ地域委員会共同委員長)はじめ、多くの大企業幹部が出席した 。

クウェートからは、アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日大使、ハーシム・アルリファイ・クウェート計画開発最高評議会事務局長らが出席した。

(記事の原文:国営クウェート通信石神特派員、写真:経団連事務局、翻訳:大使館)