東京、5月31日
クウェート・日本間合同懇談会開始
日本・クウェート合同委員会の初会合が今週後半に開かれるにあたり、両国の共同行動計画書の重要事項の内容を分担、議論する為、月曜日にクウェートと日本双方による実務者段階懇談会が開始された。
クウェート関係者は湾岸協力会議の地域プロジェクトのみならず、国家5ヵ年計画、原子力発電計画の導入、再生可能エネルギーとエネルギー管理の問題点などを述べた。日本側は、両国投資協定と湾岸協力会議―日本自由貿易協定の早期終結の重要性と2011年にクウェート、日本間の外交協定設立50周年記念に沿っての交易促進の強調への指摘などを予想していた。
クウェート側の懇談は、外務省アジア局理事モハメッド・アルルーミーと、商工省高官、環境庁、石油省、クウェート投資庁、産業公社、高等教育省及び国家芸術委員会によって行われた。クウェート国大使アブドゥル・ラーマン・アルオタイビと駐クウェート大使.武藤 正敏氏も懇談に参加した。
日本側は、中東アフリカ局参事官香川剛廣氏、及び外務省と経済産業省に携わっている高官によって進められた。
クウェートの副首相兼外相シェイク・ムハンマド・サバーフ・サーレム・サバーフ首長は日本・クウェート合同委員会の初会合に出席する予定である。
委員会は、特に経済と貿易分野を両国間で強化・促進する計画で2008年にシェイク・ナーセル・アルムハンマド・アルアハマド・アルサバーハ首相が日本を訪問した際に設立された。