東京、6月4日
ムハンマド・クウェート国副首相兼外相と駐日GCC諸国大使が会談

6月3日、先月30日よりアジア歴訪中のムハンマド・クウェート国副首相兼外相は、同歴訪の一環として、駐日クウェート国大使館主催で行われた駐日GCC諸国大使との昼食会に出席し、GCC諸国と日本の関係における日本政府側の意見等について話し合った。現在、クウェート国はGCC議長国を務めている(GCC諸国:サウジアラビア、バーレーン、カタール、オマーン、UAE)。
声明文によると、ムハンマド副首相兼外相は、6月3日に行われた鳩山前内閣総理大臣との会談で、同前総理が、GCC諸国・日本間の自由貿易交渉における問題を解決すべきであると強調した旨述べた由。また、同副首相兼外相は、同前総理に対し、GCC諸国は日本との友好関係に重きを置くと共に、日本の専門的技術に関心があるとし、現在GCC諸国がインド、中国、ロシアと有する同様の戦略対話を日本とも開始したい意向である旨伝えたと、駐日GCC諸国大使に報告した。加えて同副首相兼外相は、6月1日にシンガポールで開催された第2回GCC・ASEAN合同会合の報告も行った。