東京、9月9日
クウェート国と日本が協力文書に署名

クウェート国と日本が原子力の平和的利用に関する新たな協力合意に達した。駐日クウェート国大使アブドゥル・ラーマン・アルオタイビ及び駐クウェート国日本大使館小溝泰義新任大使が同席の元、クウェート国家原子力委員会(KNNEC)事務局長アハマド・ビシャーラ博士と経済産業省資源エネルギー庁細野哲弘長官が今般の協力文書における署名を行った。
同協力文書は、原子力発電に係わる訓練、人材育成、基盤整備等の包括的な協力合意を含むもので、日本がクウェート国の原子力発電開発への参画における枠組みを提供する。
アルオタイビ大使は、今般の合意は2011年に迎えるクウェート国・日本の外交樹立50周年記念に先立つイベントであるとし、二カ国間の友好な協力関係を更に強化するものであると賞賛。また、同合意に至るまでの双方の惜しみない尽力と、ムハンマド・クウェート国副首相兼外相の計らいに感謝の意を表した。