東京、7月20日
クウェート大使館で「クウェート・フォーラム」を開催
在日クウェート大使館でシンポジウム「クウェート・フォーラム」が、NPOアクティブミドル国際協会の青木公理事との共催で行われた。在日クウェート大使のアブドゥル・ラーマン・アルオテイビが、様々な職種を持つ日本人参加者に向け、クウェート国に関する講義を行った。講義は、クウェート国の歴史、一般情報、社会構造、及び日本とクウェート二国間の友好関係など多岐にわたる内容だった。 講義の中でアルオテイビ大使は「2011年はクウェートと日本国交樹立50周年を迎える記念すべき年である。また今年は日本とクウェートの団結力が3月11日以降、より強くなった年でもある。クウェート国民はあらゆるレベルで日本を可能な限りサポートしていく。」と述べた。また、クウェート国が500万バレルの原油をクウェート国首長シェイク・サバーハ・アハメッド・アルジャビール・アルサバーハ閣下の意向により無償提供したことにも触れた。
更に、アルオテイビ大使は、中東危機の際日本がクウェートの独立を支持し、1991年のイラクからの解放のための国際的な連立に参加したことについても説明した。 講義後の夕食で参加者はクウェート料理を堪能し、アルオテイビ大使やサード・アルメハイニ一等書記官との会話を通してクウェートに関する知識を深めていた。 「クウェート・フォーラム」では音楽のパフォーマンスもあり、参加者はプロの日本人演奏家によるアラブ・東洋のリズムや音色を鑑賞した。