2015年7月30日(東京)
アルオタイビ・クウェート国大使、山口壯衆議院議員と意見交換を行う
アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は、大使館の執務室に山口壯衆議院議員を迎えた。山口議員は、外務省から水越英明地球規模課題審議官組織参事官らが同行し、また大使館からは、ハマド・アルムッラ一等書記官が会合に同席した。
会合では、アルオタイビ大使と山口議員が日本とクウェート国双方に共通の関心事項や、多方面にわたって両国間関係を更に強化せんとする方策について、意見交換を行った。
山口議員は、日本政府が11月5日を「世界津波防災の日」と定めるよう国連に提案していることに鑑み、クウェート国の理解と支援を求めた。日本政府は、この日の制定を通じて、津波の脅威と津波対策の重要性に対する理解と関心を、地球規模で高めることを企図している。
アルオタイビ大使は、より安全な世界を創出するという目的に対して、クウェート国は引き続き支援を惜しまない旨述べ、災害による被害を軽減することに、クウェート国が世界中で貢献していることを強調した。
アルオタイビ大使は、これからも日本政府の関連機関と連携して、両国間の関係強化に努めることへの決意を改めて表明した。大使は、クウェート国と日本の国民同士の友情の絆はこれまで通り堅牢なものであり、その絆を明確に証明するのが、2011年東日本大震災の直後にクウェート国から日本に届けられた支援である、と述べた。