2013年6月10日(東京)
アルオタイビ駐日クウェート国大使、文部科学副大臣と会談:留学生交流のさらなる拡大を期待
アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は、文部科学省にて福井照文部科学副大臣と会談した。モハンマド・アルオトマーン三等書記官が大使に同行した。
アルオタイビ大使は、福井副大臣に対し、国会審議中の多忙な時期に時間を割いてくれたことへの謝辞を述べ、日本の教育制度につき、教育先進国のそれと賛辞を述べた。これに対し福井副大臣は、大使への歓迎の辞を述べた後、日本の教育制度について、グローバル化の進行する情勢に鑑みて下村博文文部科学大臣が率先して教育制度改革を行っているところだ、と述べた。
アルオタイビ大使は続いて、クウェート国と日本との長い友好の歴史を称賛し、大学・大学院レベルでの留学生交換プログラムの拡充の方策につき、意見を求めた。福井副大臣は、本件については長い間両国間の懸案事項であるとの認識を共有したうえで、両者は、日本へのクウェート人留学生を増やすための、何らかのメカニズムが必要であることにつき合意し、実務レベルでの協議を直ちに始めるとした。
最後にアルオタイビ大使と福井副大臣はともに、お互いの親交をさらに深め合い、教育面での交流や、科学技術協力をさらに推進することにつき、再確認した。